社長1人で会社設立をすると、当初は営業から事務まで社長が一人でこなさなければならないのが普通です。そんな目の回るような忙しさの中でも、経理作業は正確にミスなくできるだけタイムリーに行う必要があります。そうでなければ利益の把握が曖昧になり、経営に支障が出てきます。とはいえ日々の記帳は大変煩わしいものです。個人事業主の間はなんとか自分で記帳していた方も、法人となるとより深い簿記などの専門的な知識も要求され難易度が高くなります。今回はそんな社長に向けて経理を丸投げしてしまうメリットをお伝えします!
自分で経理をするとどうなる?!
まずは、自分で経理をするとどうなるかをみていきましょう。
時間の流出?!
経理作業は売上を生まない間接部門です。社長の時間を領収書の整理や記帳に使うのはもったいない。社長の貴重な時間は、会社の成長のために使う方が利益を生む可能性が高いといえるでしょう。結局後回し?!
多くの起業家は、朝から晩まで本業の仕事で忙しいと思います。領収書や伝票の整理は、空いた時間に行おうと考えているはずです。しかし、起業当初からヒマを見つけるのは至難の業。本業の忙しさに加えてさまざまな交渉ごとも増え、チャンスをつかむためには夜も打ち合わせをするなど時間はあっという間に埋まっていきます。その結果、週末まとめてやろう、月末に…と考えますが、どんどん先延ばしになって、結局、決算日を迎えてしまうことになります。帳簿にミス?!
申告前に、溜まってしまった領収書や伝票を一気に記帳しようすると精度が低くなり、それを元につくった決算書も必然的にミスが多くなります。ミスが多いと、仮に税務署の調査等が入った場合に多くの指摘を受け、修正申告等のさらなる時間の流出が発生します。経理作業は丸投げ!
自分で経理作業をせず、丸投げするとどうなるでしょう。
時間の有効活用!
まずなんといっても、利益を生まない経理作業から解放されて、利益を生み出す本業に集中できるというのは大きなメリットです。領収書をガバっと会計事務所や税理士事務所に送付するだけです。経費になるかの判断にもいちいち頭を悩ます必要もありません。決算前でも心にゆとり、タイムリーな業績把握も可能!
丸投げしてしまえば経理作業が後回しにならず、タイムリーな業績把握も可能となります。毎月の業績情報を得ることで、経営判断に必要な経営情報を把握でき、会社を成長させるための決断もタイムリーに行うことができます。 ここに注意
資料を送ったのに月次の報告を上げてこない業者、報告後上げてくるのが2~3ヶ月後の業者は要注意です。7月の業績数値が季節が変わった10月になってようやく上がってきても、その数値をもとに経営判断はできないといっていいでしょう。7月の業績が悪かった場合、ただちに経営のてこ入れをすべきなのに、10月になってから業績が知らされていては間に合いません。世の中の動きはめまぐるしく、経営判断の遅れは命取りとなります。最低翌月末までには、前月の業績を把握して自社の損益・資金繰りの状況を察知して経営に生かしていくことが重要です。
資料を送ったのに月次の報告を上げてこない業者、報告後上げてくるのが2~3ヶ月後の業者は要注意です。7月の業績数値が季節が変わった10月になってようやく上がってきても、その数値をもとに経営判断はできないといっていいでしょう。7月の業績が悪かった場合、ただちに経営のてこ入れをすべきなのに、10月になってから業績が知らされていては間に合いません。世の中の動きはめまぐるしく、経営判断の遅れは命取りとなります。最低翌月末までには、前月の業績を把握して自社の損益・資金繰りの状況を察知して経営に生かしていくことが重要です。
税務調査も怖くない!
掃除は清掃業者、塗装は塗装屋さん、といったように、記帳は記帳の専門家が行うと、ミスなく、さらには節税に最も有効な処理を選定し、金融機関への見栄えまでも考慮した内容に仕上がります。雇用するより低コスト!
社長の貴重な時間を有効利用するために、経理担当者を雇うという考え方もあります。しかしコスト面で比較をすると、従業員の基本給と比べても代行業者に依頼するほうが安価といえます。それ以外にも自宅で開業した場合、自宅に経理担当者を招くか経理担当者の作業スペースをどこかで借りて用意するかで頭を悩ませることになります。また、作業用のデスクやパソコンも準備しなければなりませんし、快適に働けるように労働環境に対して気も遣うことになります。開業当初で支出も多く事業の先行きも不透明な時期に、さらなる出費を重ねて従業員を雇うことは大きなリスクになります。経理を丸投げをすることによってそのようなリスクは低減され、経営者の負担も減らすことができるのです。まとめ
経理作業を専門業者へ丸投げすることは、あなたの貴重な時間を確保するだけではなく、低コストにもつながります。現代ではアウトソーシングを有効活用し、本業のコアな部分に人材と資金を集中させ、企業競争力を強化し業績を伸ばしている企業が多い傾向にあります。本業に集中する時間を確保するためにも、経理作業の丸投げを一度考えてみてはいかがでしょうか?相模原市・八王子市・多摩市・町田市を中心に、東京都内・神奈川県内であればご対応可能です。お気軽にご連絡ください。
経理代行に関しまして詳しく知りたい方、また、疑問等がございましたら、相談を随時受け付けております。相模原・八王子・多摩地域の税理士に是非一度ご連絡ください。